25.6.17

全日本選手権

全日本選手権ロードレース 210km 14km×15周

元喜をエースに、勝たせる動きをする。
有力選手の乗る逃げに乗って元喜を前待ちをして、最後は独走に持ち込む。
細かい動きやフォローも。

スタート前はローラーでアップ。汗が滲むくらいに。
パレードが始まる。階上町長が先頭で走るのだが、かなり速い。
下りが始まるまでには先頭に出れた。

下りきって、リアルスタート...するのか、しないのか。
スタートの合図をしないまま、いきなり加速する審判車。と、思いきややはりまだパレードは終わっていない。と、思っていたらいつの間にかスタートが切られる。

少々の混乱の幕開けとなったが、2回目の下りで目の前で落車が発生。
なんか嫌な予感がしていて(那須と同じ匂いがした)若干車間を切っており、目の前に奇跡的に脱出路が開けたのでなんとか転ばずに済む。

先頭はかなり先行している模様。
ガチ踏みで前を追うが、やはり身体の反応が悪く、かなりキツイ。
が、前はペースが落ちていてすぐに追いつく。

1周目完了時で、すでに半分くらいの人数になっているだろうか。
まだ200kmも残っていて、コースのキツさも相成り、アタック合戦にならない。
単発アタックがかかるが、有力チームが見合って動かない限りは見送られる。の、繰り返し。
細かいアタックの応酬もあったが、前半は距離の消化レースとなった。

しかし、何回か遅れそうになる場面があって、やはり調子が良いとは言えない感じである。

8周目?の登りで先頭になったタイミングでペースを刻んでいると、いつの間にか集団から抜け出した形に。まだ自らアタックをする場面ではないので流していると、ドンドン差が開いてしまった。
いっその事止まろうかとしていたら、アタックを掛け合っているのを確認。
こうなってしまったら捕まるタイミングを平坦か下りにしたい。ので、踏み返す。

頂上付近で3選手が追いついてきた。アンカー龍、ブリッツェン雨澤選手、レオモ才田選手。いずれも強い選手なので、不調の自分がこの3人と回っていると遅れる恐れがある。意図していたにしろ、いないにしろ、自分がきっかけを作った逃げから遅れるのは言語道断。
しかし、状況としては悪くないはず。このままペースでいければ終盤までなんとか残れる可能性がある。ので、ここは腹括って気張るしかない。
だが、少ない脚で生き残るために少々三味らせて頂く。

何周かした後、元喜たちが6人くらい?で追いついてきて、さらに集団も追いついてきて振り出しに。
すぐ後の登りのペースアップで遅れてしまった。

1周かかって集団まであと少しのところまで追いつくが、集団復帰は叶わず。

最後は脚を使わせてしまって降ってきてしまった元喜と一緒に、最終周回で足切り。

何よりもちゃんとここに調子を合わせられなかったのが、本当に残念である。
チームの戦力として、そして自分自身の為にも、すごく申し訳なかったと感じた結果となった。

シーズンも折り返し。後半戦に向けて準備しよう。

23.6.17

全日本選手権 ITT

全日本選手権 個人TT 39km 13km×3周 

無理を言って、参戦させてもらった個人タイムトライアル。
得意、というか自分の力がモロに結果に反映される好きなレース。

時間通りに十分なアップを済ませて、スタート台へ。
心配された雨も降らず、いざスタート。

ほぼド平坦と言っていいコース、風の向きに気をつけて踏みすぎるペーシングに気をつける。登り返しは惰性を利用しつつ踏み過ぎず、追い風で踏んで、向かい風ではペースを落とさないように...といった感じにごちゃごちゃして前に集中できない。
半周もしたところで、頭の中が「脚がキツイ」の繰り返し。
無線でラップタイムを聞くが、全然ペースが上げられない。

いい感触ではない。守りに入って、タイムを出す踏み方ができなくなってしまった。
やっとの思いでゴールラインを割るが、息も上がらず、結果も勝負に絡まず。

良い結果と感触を得て、日曜に挑みたいところであったが、課題の残る1日となった。
脚に刺激は入ったはず、頭を切り替えて日曜に挑みたい。


12.6.17

JBCF 那須ロードレース

JBCF 那須ロードレース 106km 7km×15周

今日も初開催となるレース。
一昨年の全日本選手権のコースを一部使った、アップダウン。破壊力も無く集団有利だが、結構脚を使うコースであった。
今日も阿曽と2人なので、展開をよく見ていく。

スタートして徐々に位置を上げていく。
脚は昨日ほどのヒドさはないが、それでもトップコンディションとは程遠い感じ。
そしてそれは、スタートして3kmで起きた。

見通しの良い緩やかなカーブ。
いきなり目の前で大落車が発生。フルブレーキしながら逃げ道を探すが、見当たらない。どうやら今回は諦めるしかないようだ。
アウト側にいた自分は内側からの圧力に弾き出され、ガードレールの上を5mくらい滑っていく。最悪なフラッシュバックが蘇って焦ったが、今回はかすり傷のみで済んだ。奇しくも左脚。
流血している選手、倒れ込んだままの選手。事故発生現場はまさに地獄絵図。

実業団レースで感じるのは、集団での位置取りの危なさ。
基本的に乗り方が下手くそ、自分よがり、余裕が無い、マナーが悪い選手が多い。面倒は嫌いなので、そういう選手の横や後ろにいるときは、さっさと離れるようにしている。
ゴール前でもないのに意味もなく無理矢理命懸けで張ってくる選手、奪われたポジションを粘着質に奪い返そうとする選手。だからといってゴール前で何をしても良い訳では無いが、仮にもし張り合うならば前後に対して(例えば1台分のスペースを争うのに、どっちが速く差し込むか。危なくても負けた片方が脚を止めたりブレーキすれば良い)張り合えばいいのに、Jproのレースでは横に圧をかけたり、蛇行して寄せたり、危険水域で粘ったりする選手の多いこと。ようは「そのまま来たら、こかすぞ。」という意思をハッキリ感じる。入り込む隙を与えない位置取りが上手いと言われるのであって、自分の位置を暴力で維持して上手いと勘違いしている選手は、早く自覚して欲しい限りである。
お前らみたいな奴が5人いたら、その影響が集団全体に伝播していく。そのくせビビって前との車間をえらい切るもんだから、横はぎゅうぎゅう、前後はすかすか。すごい効率の悪い走り方になっている。ちゃんと走りが分かっている選手はそこを"ちゃんと"詰めようとするが、横に対して通せんぼするもんだから、前後左右の選手はその予想外の動きに対応できない。あの"Tour du Loir et Cher"でさえ、カーブや危険度が増している場面ではそんな走りをする選手は殆どいなかった。ロードレースの基本は、"真っ直ぐ進むこと"。
今回はどういう原因で落車が発生したのかよく知らないが、結局そういう小っさい意地の張り合いで起きたのだろう。自分1人で落車する分には構わないが、後ろにも血の通っている人間が走っていることを認識されたい。
ルールやコミニュケで明文化されてないからって、レースで何をしても良いと勘違いしてないか。お互いへのリスペクトが無い。悪質である。

さて、そんなこんなでバイクのダメージの有無を確認して、再スタート。
これだけの大落車なので、もしかしたらニュートラルがかかるかもしれない。けど、かからないかもしれない。
もしかからないとしたら、最悪の位置にいるので全力で前を追う。が、脚が重くて進まない。
ゴールラインを過ぎて、集団が見えるようになった。ニュートラルで止まっている。

落車の収集が付いていないので、収まり次第再スタートすることに。
止まってから40分後、11周に短縮されて再スタートが切られる。
ペースが上がってかなりキツイ。20番手前後で脚をセーブしつつ、危険な動きに対応できるように展開を観察する。

ほぼ1周回ってきたところで、集団が伸びきったところから有力所がパラパラと前に抜け出す、理屈じゃないがよく逃げが決まるパターンの雰囲気と流れに。
これは反応すべきで、後手を踏む前にアタック。14人の先頭グループになった。
各チームとも「GO」だと考えているらしく、逃げ切りを決定的にすべくガンガン回る。自分としてもできればこのまま行ってしまいたいので、ここはローテーションに加わる。
しかし、身体の反応が悪い。もう後ろに下がりたくなったほど。

集団をコントロールするチームもないであろう、差が開いて決定的に。
ペースが落ち着き始めたところで、最終便で数人の追走が追いついてきた。

しばらく膠着状態が続いてくが、ブリッツェンがどうも不利な状況らしくローテーションに加わらなくなる。やがて、牽制とお見合いが始まり、ギクシャクし始める。

単騎としてはあまり好ましくない状況。アタック合戦になり始めたら、かなり苦戦を強いられる羽目になる。
自分の理想の展開は、人数が減って、協調できる数名で抜け出す展開。
一番手も足も出せないのは、スプリンターと数を揃えているチームにまとめられて、集団スプリントにされるパターン。スプリントが強い選手がかなりいるので、そうなればかなり分が悪い。
だが20人もいるので、1人か2人は同じ考えをしてるはず。

残り25km...まだ距離がある。
3番手の時にふと後ろを見ると、後ろが牽制しあってばらけている。アタックのタイミングとしては悪くない。
無駄脚となる可能性が高いが、アタックを掛けた。あくまで数人と抜け出したいので、前待ちアタック。

シマノ入部さん、ブラーゼン吉岡と合流。かなり良いと思われる。
が、すぐにペースを上げた集団に吸収。やはり難しいか。
そこからは、スプリントに持ち込みたいであろうチームによるペースメイクが始まる。
打つ手がないので、自分は後ろでローテーションに加わらない。

最終周、細かいジャブがあったものの、勝負は最後の直線に。
ダミアン?がペースを上げて、アタックが掛けられないようにしている。もはやスプリントは避けられない。
しかし、脚が重い。ズルズル位置を上げるが、正直もうスプリントする脚がない。
最後は少し遅れてゴール。

せっかくいい位置にいれたのに、勿体無かった。
全日本までに、何とかしたい。

10.6.17

JBCF 那須塩原クリテリウム

JBCF 那須塩原クリテリウム 53km 2.3km×23周

第1回開催となるクリテリウム。
コースはT字で、宇都宮クリテリウムよりもキツイ。
阿曽と2人だけ。

予選は無難にこなすが、脚の調子に一抹の不安。

決勝スタート前になり、本格的な雨が降り始める。
心なしか脚に力が戻った。気がした。

スタートは最後尾。集団は最初から伸びっぱなし。
さすがに位置が悪すぎる。前に上がろうとするが、全然力が入らず自転車が進まない。

中切れを埋めながら前に上がっていく。にしても、開始早々脚が終わってる。
5周?くらいで集団からあっさり遅れて、最後は降ろされた。

なんとかせねば。

8.6.17

勝率 1/3

ロードレースの駆け引き(ペース配分)は、一種のギャンブルである。

もし年間50レースを毎レース全く同じ脚力の100人が出走すれば、単純計算で勝てる確率は約40%。6割以上の選手は1勝もできずにシーズンを終える事になる。
2016年はあの最強の世界チャンピオンでさえ、約80レース走って18勝。勝率20%前後。

軍資金は己の脚力。勝率はエゴや思惑が複雑に絡み合い、ゴールラインまで常に確率変動がかかり続ける。
少しでも良い順位、各賞ポイント、秒差を勝ち得る為に勇気を持ってベット(アタック)するのであるが、あっさり優勝を確実にしてくれるベットレートもあれば、蓋を開けたら優勝争いから取り残されるベットレートもある。
だが悲しいかな、ベットレートはやってみないと誰にも分からない。

複雑な駆け引きや細かい規則、暗黙の了解などもあるが、基本的にルールはいたってシンプル。
"よーいドンでスタートして、誰が一番最初にゴールするか"

ロードレースらしい展開となった、Tour of Japan 第4ステージの展開をギャンブルに置き換えて考えてみる。レポートと一緒に読んで頂きたい。
自分の軍資金(体力)を¥10,000として、レースの展開を考えていく。
もちろん選手によって軍資金には多寡があり、一度に張れる金額(アタック、スプリント)は選手の強さによって大小がある。
¥20,000のビッグエンジンな選手もいれば、同じスピードのアタックでも周りの選手よりも少額の張りで済むエコノミックな選手もいる。

と、いずれにしろ出走前には少しでも軍資金のマージンを確保しておきたいところ。


そんな時に有効なのが、ATHLETUNE 赤 ENERGAINである。
レース・練習の20分前に摂ることで、いち早く身体を戦闘態勢にしてくれる。
BCAAやクエン酸はもちろん、イミダペプチド:抗酸化作用による抗疲労効果、生姜エキスとシトルリン:身体を内側から暖めてくれる、による高いパフォーマンスが期待できる。


寒い時期では、ウォームアップの走り出し前に摂取することで、効率的に準備ができる。

コースや選手のスタートリストと直近のリザルトを見て、要注意選手や展開を予想しておく。
また、タイヤに石が刺さってないか、ガタやホイールが曲がっていないか、不要なトラブルで勝率が下がらないようにチェックしておく。

さて準備万端、レースを始めるとしよう。
今回のレースは、逃げに乗ってステージ優勝を狙う事だった。

ロードレースの基本的な戦術として、まず逃げに選手を送り込むところから始まる。
これには主に2つの思惑が絡んでいる。
1つは、メイン集団から逃げ切って優勝を狙う動きであること。メイン集団から少人数で逃げ切って、1人あたりの勝率上げる動きだ。
もう1つは、チームメイトを前に送り込むことによって、集団に控えているチームメイトが有利に展開を進められる事である。

さて逃げに入るべくアタックを掛けていくのだが、これは序盤から掛け金を張り続けることによって、後続とのギャップを獲得していく動きと言い換える事ができる。
仮に1アタック:¥500とする。スタートしてすぐ、2人の選手がアタックした。少し間が空いてから追走のアタックを掛けた。決まるかもしれない”逃げに乗る”ために、決まるかどうかわからない”追走アタック”に¥500張った訳だ。そして、前を追うために2分くらい踏み続けた(¥200としよう)。
¥700の張り(体力を削って)をした結果、5秒くらいまで詰めたところで、後ろから¥750くらいの張りをしてきた奴が追いついて来た。さらにそいつの後ろには集団が繋がっていた。つまり、最初の賭けには負けたと言える。
しかし、前の2人はまだアドバンテージを保っている。これは、スタートアタック(¥500)を掛(賭)けて、前で踏み続けた(¥500くらい。何故なら¥700の張りで、差を取り返せそうだったから)ことで、¥1,000(正味1人¥500出し合った)の掛け金分のアドバンテージを得たことによる。
人の後ろに付いていくには半分以下の出費で済む(アタックも同じ。自分で掛けるよりも、人のアタックに付いた方が楽)から、集団で脚を溜めている選手はほぼ出費をしていない。

さて、どうするか。この様な「あと少しで逃げに乗れた」「こんなに踏んだのに、後ろが追いついてきた」「もう少しで逃げが決まるんじゃないか」という場面。諸賢も一度はあるのではなかろうか。ここで焦ってやってはいけないのが、今まで張ってきた金(体力)を正当化するために、”更に張る(アタック)”ことである。
仮にここで¥1,000のフルスプリントアタックを掛けて、単独で追いつけたとする。もしそれで逃げ切れたとしても、2人に比べて軍資金(体力)の消耗は激しくなっているので、勝負になったところで不利になる。途中で軍資金が尽きた、なんてのは以ての外だ。
アタック合戦は1時間以上かかる場合が多い。序盤にも関わらず、すでに¥1,000、¥2,000の張りをしてきて残金が少ない状態だ。今日は長丁場、ここは落ち着いて流れを見る。
すると、後ろからまたドンパチが始まった。皆、考えていることは同じである。

もし、必ず逃げに乗れとオーダーされているチームが数チームあれば、それらのチームが納得のする逃げができるまで、アタック合戦は続く。例えそのような逃げができても、集団をコントロールしようとしているチーム、あるいは後手を踏みたくないチームが「この逃げは容認できない」と判断すれば、また振り出しに戻される。これを延々と繰り返して、各選手・チームの”残金(体力)”と”作戦・思惑”の落とし所が重なった所で、逃げというのは決まるのだ。常に先の事を考えて、なすべき事と、賭けをする事によって得られる事を考えながら走らなければ、なかなか勝利には辿り着けない。
”どのアタックが決まるか”、ハッキリ言ってこれはその場の雰囲気・流れを感じ取るしかない。100〜200人も走っていて、おおよその展開は読めても、誰が何を考えているかなんて、誰にも分からないのだから。

さて、ど平坦のコースでの2人の抜け出しということもあり、早々に逃げが容認された。
仮に、2人の軍資金¥10,000、2人で50km/h巡航:¥3,000/hとしてみる。すると1アタックで抜け出して、そのまま30分後には逃げを確定させたので、2人の残金(体力)はそれぞれ¥10,000-¥500-¥1,500=¥8,000となる。ペースを落ち着かせて、45km/h巡航:¥2500/hとすれば、残り3時間なので¥8,000-3×2500=¥500。ちょうど最後のスプリントの脚も残せるペースだと考えられる。
一方、集団で脚を溜めているエース格、スプリンターとそのアシストは、集団に待機するのに必要な出費だけで済んでいる。

自分は¥1,000弱の賭けをして、見事に擦った。これが、10人の逃げになっていたら、マズくなるのだが、とりあえずはリーダーチームに任せる。
ロードレースは慌てたら負け。後手を踏んだからといって、ガミって走り出したらそれこそ終わり。

後ろにいるからこそできる展開もあるのだ。

続く。

注:あくまでロードレースの展開なんざ水物の見方のひとつです。適宜、展開に順応した対応をしましょう。

ATHLETUNE

31.5.17

誰がため



これらは、私の写真である。
このブログやFacebookの写真はいつも福光俊介メディアオフィサーに撮って頂いている。
メディアオフィサーとは、チーム活動に関する情報の発信、メディア対応を担当する、いわばチームの広報。
客観的な視点から展開されるレースレポートはもちろん、チームの内側へ切り込んだルポルタージュや見る者を惹きつける写真などにより、チームの魅力を最大限に伝え、チームへの注目を獲得していくプロスポーツとして重要な役割だ。http://www.thesyunsukefukumitsu.jp


こちらはママチャリで爆走している私。


阿曽の誕生日ケーキを、祝う気持ちそっちのけのやばい表情で見つめる私。


これは福光メディアオフィサーとの初めての共同作業をしている写真。


自分たちはメディアに映ることによって、広告塔としての役割を果たす。
見られることが仕事のひとつ、つまりこれが制服なのである。


さて、レース中にキナンサイクリングチームの椿大志たる要素とは一体何であるか。
それはただ一つ、ライセンスと一緒に登録して、ルール上でも使用しなければならない、ウェアである。


例えば、トラブルで走行中にニュートラルのバイクを乗りかえても、キナンの選手として走り続けられる。逆にチームとして使用するYONEX CARBONEX HRに乗っていても、キナンと違うジャージを着ていれば、キナンの選手として走ることはできない。
あくまで所属チームのジャージを着ていれば、それで良いのである。フレーム、コンポーネントが全員バラバラなんてチームもある。ウェアとゼッケンによって、200人の集団の中で自分の所属チーム、個人を明らかにする必要があるのだ。

そんなウェアだが、アイデンティティを表現するだけの物ではない。
忘れてはならないのは、ウェアもパフォーマンスに影響を与える、速く走るためのレーシングギアの一つであるということ。
よって、そこに妥協や満足は無い。


供給を受けているのはUCIワールドツアーチームからのフィードバックを受けて作られた、まさにプロによるプロの為のChampion System APEX(エイペックス)コレクション
キナンサイクリングチームが使用するのは、APEX”エアロ”ショートスリーブジャージ


風を受ける肩から背部にかけては、整流効果のあるとされているディンプル加工生地。凹凸のない裁縫も、空気抵抗の軽減に貢献している。


他のAPEXコレクションの”プロ”、”サマー”に比べて、細めの採寸を取っているとのこと。
そして、各袖口に配されたシリコンバンドにより、深い前傾をとっても位置がずれてシワがよったりせずに着崩れしない。
つまり、バタつきを抑えることによる空気抵抗の軽減をしてくれる。

今まではバタつきを嫌って、ワンサイズ下のジャージを選択していた。
そうするとバタつきはなくなるのだが、今度は締め付けを感じたり、伸びすぎによるジャージの耐久性の低下、つんつるてんでお腹が出る、背面ポケットに手が届かないなどの問題があった。

細身の採寸にも関わらず、前述の諸問題を解決しつつ完璧なフィット感を実現しているのは、前面に使用されているライクラ生地のエリートファブリックによる効果だ。
ライクラ生地とは、いわばレーパンの様な伸縮する生地。この”エアロ”にはレーパンに使われているよりも薄いライクラ生地が使用されている。

つまり、エアロワンピースと同等の効果を得られるということだ。
”エアロ”と銘を打たれる所以である。

縫い目が非常に柔軟で伸縮に優れているので、大量の汗や雨に降られても擦れて痛みが出ることがない。


印刷もこんなに細かい文字までハッキリ印刷可能。


写真だと少し分かりづらいが、”KINAN”の鮮やかな赤、”FULCRUM”のオレンジに近い赤、”NORTHWAVE”の深い赤、それぞれの赤の違いも表現できる発色の良さ。

一般の方は耐久性も気になる所ではないだろうか。

ここで、フィリピンから雨練と半年間使い続けてるものと、まだ新品未使用のものを比較。
以下、左が使い続けているもの、右が新品。


プリント部分は色落ち、色褪せ、色滲みはまだ見られない。
白い部分はさすがに薄汚れてきてる感はあるが、汚れも非常に落ちやすい。
生地が伸びてテロテロにもならず、フィット感を維持している。


各袖口は整流効果と着心地を向上させるために、切りっぱなしの処理。
切りっぱなしだとほつれてきたり捲れてきたりするのだが、今のところ全く問題なし。シリコンバンドの固定力もしっかり保持している。


肝心の着用感。
こう言ってしまってはなんだが、ズバリ、着用感の無い着用感。
蒸れ、ズレ、バタつき、締め付け等の違和感を感じないので、ストレスフリーで自然な着心地なのである。速乾性や軽量性にも優れているため、まさにプロ仕様だ。
速くて心地いいだなんて、まるで新幹線に乗っているかのようだ。

そして、使用しているAPEXシリーズはジャージだけではない。


APEXウェザーガードジャージだ。
最新のレインジャケットである。"CSウェザーガード"という生地で作られているらしい。
レインジャケットながら、フルプリント可能。

レインジャケットで課題となるのが、"外気遮断性、保温性、透湿性"のバランス。


そこでウェザーガードジャージを一言で言い表すと、”外気を遮断して蒸れにくい暖かいジャケット”となるか。
自分の感想としてこのウェザーガードジャージは、レインジャケットとしての1つの解ではないかと考える。

シーズン前に供給を受けてから、このジャージだけはずっと使い続けて重宝している。
なんというか、非常に使い勝手が良い、こんなジャージが欲しかった、これさえあれば何ともなる、風は通さない、裏地はフリース生地で暖かく、汗をちゃんと外へ排出してくれる。
正直、自分の語彙力ではうまく表現できないので、一度試着して頂きたい
本当に「これは凄い」と、自分の言いたいことを理解して頂けるはずだ。


冬のハードワークでも吸汗速乾性能で、汗冷えを防いでくれる。
半袖・長袖タイプとあるのだが、もしレースでの使用も見越すのであれば半袖タイプをお勧めする。アームウォーマーを使うことによって、万が一暑すぎた場合にも、体温管理がしやすいから。


背面ポケットもあるので、これだけ着て行っても携帯電話や財布を携帯できるので大丈夫だ。


プロの要望を受けて、ジャストサイズの裁断によりバタつかない。
他の同じサイズのモデルと比べるとややタイトめに感じられるので、もし余裕が欲しい人はワンサイズ上でも良いかもしれない。


使用感は、最高。
写真の様な雪と雨が混ざっている天候でも、かなりの保温力を発揮する。20分のメニュー中であったのだが、暑がりの自分は暑くて前を開けてしまった。
ごわつかないので、背面ポケットに収納できる。不安定な天気予報の場合でも、安心して外へ出かけられる。

身長173cm、チェスト94cm、ウェスト77cmの自分は両モデルともSサイズを着用している。
世界のトッププロが求めた品質と同じ物を着用できる、数少ないメーカーだ。

品質、デザインの自由度、納期の短さ、ぜひ次のウェアのオーダーはChampion Systemをお勧めする。

必ずや、貴方のサイクルライフをより良くしてくれるはずだ。

Champion System

25.5.17

Tour of Japan 2.1 5th stage

Tour of Japan 2.1 第5ステージ 124km

キツい展開で、前に残れれば前で動いて、集団内にいる内は皆んなのフォロー。
総合争いが発生するだろう。

朝から雨。タイヤをレーシングゼロのASPITE WETに履き替える。
パレードが終わり、リアルスタート。いきなり登坂が始まる。

前に上がろうとする。重い。身体がめちゃくちゃ重い。
全然普通ならキツくない(きついけど)ペースだとは思うのだが、早々に千切れそう。

元喜が逃げに乗っていくが、8人の追走にベンジャミとサンタロミータが入る。
とりあえず何か仕事をせねば、と無線をつけていない4人に状況を伝える。
集団もこれは容認できないので、ペースが上がる。

3周目に早くも集団から遅れる。
どうにも身体が重い。脚が動かない。

何人かと一緒だったが、バラバラに。かなりヤバい状況だ。
5周目までに1周で3分半づつ失って、9分半の差。危機的状況。

1人で粘るが、6周目に入るタイミングで敢え無く審判車にタイムアウト宣告。

いわゆるバッドデイというやつか。
昨日踏んだとはいえ、それにしてもこの脚の重さはどうにもならなかった。
水分不足?何か浮腫んでいたので、それも原因のひとつか。また同じ様な目に遭わないようにしなければならない。