AACA 第1戦

AACA 第1戦 長良川特設コース 91.8km 5.1km×18周回
2位

初めて走るこのAACA杯。
コースは河原のど平坦。一ヶ所だけ立ち上がりでもがくポイントがあるが、コースの難易度はそんなに高くない。

2017年の初戦ということで、良い形を作りたいところ。
今回はチームを2チームに分けて、レースを組み立てていくことに。メンバーは中島さんと野中さん。
3人となると出来る事はかなり限られるので、上手く連携して後手を踏まないようにすること。

スタートしてからのドンパチを経て、中島さんと元喜が入った逃げが形成される。
中島さんが先頭に入ってくれたお陰で、集団内でかなり余裕を持って脚を溜めることができる。
ただ、少しでも有利な展開に持っていく為に、次の追走がかかったら乗っていかなければいけない。自らアタックするのではなく、流れに合わせて乗っていくこと。

中盤、6人程の追走ができた。有力な選手が数名入っていたのだが、外してしまう。
タイミングを見て集団が自分の後ろに繋がっていないこと確認して、単独でブリッヂをかける。
なんとか追走グループに合流し、ローテーションを回して先頭まで追いついた。
その後にも野中さんも単独で追いついてきて、かなり有利にレースを運べそうだ。

そこまでは良かったのだが、1周後には集団が追いついてきてしまう。レースは振り出しに戻ってしまった。
脚も回復しきっておらず、ゴールまでの距離も残っているので次の有効な一手をなかなか打てずにレースが進んでいく。やはり3人で集団相手にどう立ち向かうかがとても難しい。
3人で話し合い、出来るだけ逃げ切りの展開にすること。どうにも最後がスプリントになるならば、野中さんを発車することを確認。

アタックが何回もかかるが全部に反応することは無理なので、逃げているメンバーと集団の雰囲気を見ながら反応していく。
ラスト4周には逃げグループも集団もあまりペースが上がらない感じを受ける。どうやら集団内も疲れているようだ。

恐らく、抜け出しさえできれば逃げ切れるという感じなので、今度は自分でアタックをかけるタイミングを探る。

ラスト2周に入るゴールラインで周回賞があり、そこでペースが上がる。
8番手くらいで後ろから様子を伺い、周回賞でもがいた選手が脚を止めたのを確認して、上がったペースのままアタック。
インタープロのトム選手と2人になり、逃げ切りを確定すべくローテーションを回していく。
正直、単独で抜け出せればと思っていて(自分にとってスプリントになるとギャンブル要素が出てくる)、相手の力量も結構ある感じがしたのだが、これで行ってみようと思った。

逃げ切りも確定になりスプリント勝負になるのだが、いろいろ考える。
ホームストレートは向かい風。先行は不利ではないかと考える。
登りスプリントはいくらか自信があるので、相手が先行するまで待ち、合わせて捲るのが良いと考えた。

いざ。

ゴールヘアピン手前でトム選手が先行。合わせていくのだが、コーナーの突っ込みで2車身ほど離れてしまった。
捲りにかかるがゴールまで距離が足らず(というか、彼が速かった)、捲りきれずにゴール。
登りの真ん中までに捲れてなかったら、このゴールは無理だ。
と、2位でゴール。

正直詰めが甘かったと言わざるを得ない。1対1の駆け引きと勝負脚がまだまだだなと感じた。
しかし、レースが久し振り過ぎて、あまり客観的にレースを見れなかった。
新しいメンバーといろいろ考えながら走り、トライ&エラーを繰り返して、もっとチームの一員として貢献できるようにしていきたい。

そして、この様な活動の場を設けて頂いている方々に、本当にお礼を申し上げたいと思います。
設営、運営や広報等、ロードレースを盛り上げて支えて下さる方々がいてこそ私達の活動が成り立っています。
その事を忘れずに皆様のご期待、ご支援に応えられるように何が出来るか、手探りながらも考えていき、活動させて頂ければと思います。

どうもありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。

なお、方々から負けた事をなじられた事は言うまでもありません。

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