JBCF 宇都宮クリテリウム

JBCF 宇都宮クリテリウム 60km 3km×20周

コース自体の難易度は高く無いが、スピードが上がれば位置を上げられなくなるコース。
事実上の走行ラインが限られるのと、直線距離に対して人数が比較的多いので位置取りがかなり重要である。

前日のミーティングでは雨乞のスプリントを発車することを確認、順番と仕掛けるタイミングを話し合う。
展開次第では野中さんを逃げグループに乗せていくし、自分も危険な抜け出しにはチェックを入れていく。

当日は午前の謎の"予選"を危なげなく通過して、午後の本戦に。
クリテリウムなど3年振りくらいに走るので、ちゃんと動いて仕事が出来るだろうかとなんだかとても緊張している。

スタートからかなりスピードが上がり、アタックもかかるが、集団のスピードも上がりきっているのでなかなか差は開いていかない。
いつも思うことがあって、実業団レースの最初の30分はヨーロッパレースに引けを取らないくらい速く感じるのは、自分だけの何か錯覚であろうか。とにかく速いスピードで進むので、焦らずに集団内の動きと思惑を観察する。

ドンパチが延々続き、終盤に差し掛かっても安定しない集団。
どうやらどのチームも逃げにはメンバーを送り込むのだが、積極的には展開をしていかないらしい。いいメンバーが行っても脚が止まって、いつの間にか集団に戻ってくる。

どのチームもスプリントに持ち込みたいようだ。

ラストの周回に入り、番手でキナン5人の列車を組むことができる。
最初のコーナーを先頭で全力で突っ込み、スピードを上げる。
ここまでは話し合った作戦通りに嵌ったが、やはりそうは問屋が卸さないと、後ろでは各人が入り乱れる様相であったらしい。
そして、自分は引き切る予定の地点まで引き倒せず先頭から捌ける。

最後は雨乞が上手く立ち回り、野中さんが上手くフォローを入れたようで、雨乞が2位。

チームの動きはとても良いように感じられた。
自分の役目であった最後のペースアップは、風向きと距離を見誤って、最後まで職務を全うできずに終わってしまった。

明日はアップダウン。

コメント