シマノ鈴鹿ロードレース

シマノ鈴鹿ロードレース 58km 5.8km×10周

毎年恒例のレース。58kmしかないが全員が全員踏み倒すので、毎回苦しめられるレース。
チームとしては、各自で危険な動きに反応して、集団スプリントならば雨乞をスプリントさせる。

レーススタート。
ホームストレートの登りで一気にペースが上がる。脚が思うように回らない。
スタートライン上でスタートしたのに、いつの間にか集団後方。

前に上がれるタイミングで上がり、無駄脚を避ける為にアタックをかけていくメンバーと集団の雰囲気を観察しながら展開していく。

6周目に中島さんの入った逃げが先行している。結構差が開いているように見える。
パラパラと追走で2人3人とブリッジを掛けていて、集団も疲弊の色と牽制が窺える。
「これは決まるな」、という空気が感じられる。そうなれば、追走を掛けるならば早い方が良い。
うまく抜け出せるタイミングを見て、追走を掛ける。集団は引き連れない様に、数人はついてくる様に。
3人の追走で、すぐに先頭をキャッチ。自分らが最終列車になった。

マトリックス、UKYOをメインにこの逃げを決めにかかる動きで、ペースを保つ。
マトリックスは人数も揃えて吉田選手がいるし、UKYOは畑中選手がいて、このままスプリントになるとかなり分が悪い。
中島さんと元喜と展開についてコミュニケーションを取るべきだったが、キツくて暑くてその事に気が回らない。

ペースが落ちずに周回を重ねていき、決定的な動きもなく集団ひとつで最終周回。

このペースのままゴールまで持ち込まれるか。
ラスト半周の所で最後のペースアップに備えてか、ごちゃごちゃしながら若干ペースが緩む。
下りに入ればもう抜け出すタイミングは失われるので、逃げ切り狙いの一か八かのアタックを掛ける。今度は誰もつかない様に。
ホームストレートは見かけよりも結構登っているので、最後の集団スプリントのペースアップに飲み込まれない為にはせめて15秒くらいは稼ぎ出したい。
ノーマルヘルメットとゼッケンのポン付けが悔やまれる。

下りに入る直前に後ろを確認する(本当は気にせずに前だけ見るべし)と、スピードが出ているので開いているように見えるが、5秒くらいしか開いてない様に見える。
踏めている感触はあるが、さらなるタイムギャップを得る事はできず、最終コーナー手前で捕まってしまった。

中島さんが前方に位置取っているが、最後はフォローできずに流れに流されゴール。

久々のレースで、少々熱くなってしまって冷静さを欠いてしまった。
脚は良い感触だったので、後半戦連戦の準備はできていると思う。

コメント

  1. お疲れ様でした\(^∀^)/
    最終周回のあたりでは“勝率”の記事を思い出しながら高揚しつつ拝見させていただきました!
    昨日も残暑厳しい天候でしたが、後半戦に向け英気を養いつつレースの疲労をご養生なさってください

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    1. ありがとうございます。

      僕としては高揚しすぎて勝機を逃してしまいましたが、レースの駆け引きも楽しんで頂ければ、見られ走る側としても刺激になります!

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