走・好・種


今年から新たに使用している、MINOURA FG540
安定性と実走感を両立できる、ハイブリッド式。
省スペースで、運びやすい。


フロントフォークマウントは特別な工具も必要なく、脚をしっかり広げるだけ。


9mmのクイックレリーズと15mmのスルーアクスルに対応。
フォーク受けにはエストラマーが内蔵されており、バイクを自然な挙動に抑えてくれる。
また同時に、フォークを労わることができる。


フォーク受けは高さ調節もできるようになっており、その調整も非常に簡単。
レバーボルトを緩めて、マウントを引き上げる。


あとは、好みの高さへストッパーピンを差し込み、レバーボルトを締めるだけ。
3%、6%、8%、10%の斜度を再現できる。
登り坂でのポジションで踏めたりするので、トレーニングを行う際には非常に有効。


リアタイヤで駆動させる、後輪用のドライブ。


自重式のドライブは、タイヤの磨耗を防ぐので経済的。
レースでのウォーミングアップでも、いちいちローラー用とレース用のタイヤ・ホイールに履き替えずに済む。
駆動用のベルトも、非常に強度のありそうなものなので、そうそう切れることもないだろう。


センターフレームとフロントフォークマウントを、クイックで繋いで固定する。
信頼の”MADE in JAPAN"。


バイクを乗せたら後輪がドライブローラーにしっかりはまるように、センターフレームの長さ調整で調整する。
バイクセッティングは、固定ローラーのようなクイックの幅調整が無いので、使い回しでも非常にスムーズ。
また、3本ローラーでは備えられないような高負荷でのトレーニングができる。
まさに、固定ローラーと3本ローラーの良い所取りの”ハイブリッドローラー”なのだ。

まず乗り心地としては、26年間生きてきた中で、一番自然な乗り心地のローラー台であると感じた。
初動の負荷のかかり方、バイクの挙動、ホイールの転がるような感覚、ドライブの静音性と滑らかな駆動。
FG220も十分に自然な乗り心地だったが、FG540のドライブはより自然で滑らかな回転になっている気がする。


ドライブの負荷は7段階まで設定できる。
ダンシングのフルスプリントこそ難しいが、かなりの高強度のトレーニングを行うことができる。
高トルクをかけても、リア三角に負担がかからないのが安心できる。
ウォーミングアップ・クールダウンにはもちろん使えるし、トレーニングを行うためローラーとして非常に優れているだろう。


FG220も、もちろん使用している。
FG540よりも、半分くらいの重量と超コンパクトな設計で、どんな所へも、家の中でも、どこでも乗り出すことができる。


同じく自重式のドライブは、負荷のON・OFFのみの設定となっている。
53×11Tの100rpmで310w前後になり、トレーニングとしても十分に使えるだろう。
リカバリーなどで軽く流したい時にも使ったりする。


かさ張らないので持ち運びやすく、ロードレースではチームもFG220をよく持ち込んでウォーミングアップ・クールダウンによく使っている。

バイクへの負担や、トレーニング効率、省スペースなどの良い点が多いハイブリッド式。
新しい形のホームトレーナーで、あなたのバイク環境も大きく変わるだろう。

MINOURA

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